パナソニックの内窓で寒さ対策|価格・補助金シミュレーション・施工ポイントを徹底解説

「内窓リフォームで断熱性や快適性を高めたい」とお考えの方へ。
パナソニックの内窓は、スリムな設計と高い断熱性能を兼ね備えた製品で、快適な住環境づくりに役立ちます。
そこで今回は、パナソニックの内窓の特徴や価格、補助金制度、施工の流れまで詳しく解説します。
内窓選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。
●パナソニック内窓の断熱性能・熱貫流率など、基本的な特徴や他の窓との違いを解説します。
●最新カタログ情報をもとに、仕様や価格、設置時の注意点までわかりやすく紹介します。
●“窓一番”は、1966年創業以来埼玉県随一の「外窓・内窓・玄関ドア工事」の施工事例数を誇り、最適な工事プランの提案から補助金申請までお客様をサポートしております。
目次
パナソニックの内窓の基本と断熱性能|熱貫流率で見る実力

パナソニックの内窓は、寒さや結露といった住まいの悩みを解消し、快適な室内環境をつくるリフォーム商品です。
断熱性にも優れており、暖房効率を向上させることで、光熱費の削減効果も期待できます。
ここからは、パナソニック内窓の特徴について具体的に解説します。
パナソニック内窓の特徴|YKKAP・LIXILとの違いを比較
パナソニック内窓の主な特徴は以下のとおりです。
- フレームがスリムで、窓枠にすっきり納まりやすい
- 他メーカー(YKKAP・LIXILなど)よりも比較的薄型(約55mm)
- 同等グレードの製品に比べて価格が抑えめ
- 防音・結露対策など、基本性能も必要十分
- 「カーテンレールがそのまま使えた」など、納まりの良さに満足する声が多い
パナソニックの内窓は、見た目のすっきり感と使いやすさが魅力です。
特にフレームの厚みが約55mmと薄型で、YKKAPやLIXILと比べてもコンパクトに収まります。
そのため、家具との干渉を避けたい場合や、窓周辺のスペースに限りのある窓でも導入しやすく、マンションや小窓への設置にも向いています。
また、防音や結露軽減といった基本機能も十分に備えており、価格も比較的お手頃です。
トータルバランスに優れ、幅広い窓タイプに対応できる内窓です。
熱貫流率とは|断熱性を数値で見える化する指標
パナソニックの内窓を熱貫流率(ねつかんりゅうりつ)の視点からも見てみましょう。
熱貫流率とは、どれだけ熱が外に逃げやすいかを示す数値です。
この値が小さいほど、断熱性能が高いといえます。
一般的な1枚ガラスの窓の熱貫流率は約6.0W/㎡Kですが、パナソニックの内窓(Low-E複層ガラス採用モデル)は、約1.5W/㎡K前後です。
この数値からも、内窓の断熱効果の高さがわかります。
つまり、パナソニックの内窓を設置することで「外が寒くても、室内の暖かさが逃げにくい快適な空間」をつくりやすくなるのです。
内窓のリアルな口コミも要チェック
実際にパナソニックの内窓を設置した人の感想を知りたい場合は、SNSやリフォーム会社の施工事例ページをチェックするのがおすすめです。
「思った以上に暖かくなった」「結露がほとんどなくなった」といったリアルな声や、施工前後の写真が参考になることもあります。
「パナソニック 内窓 口コミ」などのキーワードで検索してみると、体験談が見つけやすくなります。
その際は、ぜひ"窓一番"の施工事例もあわせてチェックしてみてください。
プロによる確かな施工実績が確認できます。
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パナソニック内窓の製品ラインアップと価格

パナソニックの内窓には、住まいの用途や性能ニーズに合わせた多彩なバリエーションがあります。
ここからは、最新カタログに基づき、シリーズごとの特徴や価格をわかりやすく紹介します。
最新版カタログでわかる|窓種・カラー・ガラスのラインアップ
パナソニックの内窓は、組み合わせの自由度が高く、住まいの用途や好みに合わせて「窓種」「カラー」「ガラス仕様」を選べます。
パナソニックの内窓の、主なラインアップは以下のとおりです。
区分 | 種類 |
窓種ラインアップ | 引き違い窓/引き違い窓(寸法指定割り※) |
カラーラインアップ | ホワイト/グレイッシュベージュ/ブラウン/ダークグレー |
ガラスラインアップ | Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)/Low-E複層ガラス/一般複層ガラス/安全合わせ複層ガラス |
Low-Eガラスのカラータイプ | クリア(日射取得タイプ)/グリーン(日射遮蔽タイプ) |
透過タイプ | 透明ガラス/型ガラス(くもり仕様) |
※左右の窓の大きさを指定できる引き違い窓のこと
Low-E複層ガラスのアルゴンガス入りは、ガラス間に断熱効果の高いガスを封入したグレードで、最も暖かさを保ちます。
また、寒さが気になる北側の部屋には日射を多く取り込めるクリアタイプを、日差しが強い南西向きの窓には遮熱効果のあるグリーンタイプを選ぶとより効果的です。
価格帯をチェック|サイズ別の相場早見表
パナソニックの内窓は、ガラスの種類や窓の大きさによって価格が大きく変わります。
選ぶ際は、「どの部屋に、どのガラスを使うか」を想定して比較するとスムーズです。
ここでは、最新カタログに基づき、代表的なサイズの本体価格を紹介します。(すべて税抜・本体価格)
ガラスの種類 | 小窓(W900×H900) | 腰高窓(W1,500×H1,200) | 掃き出し窓(W2,000×H2,000) |
Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り) | 54,000円 | 83,000円 | 207,000円 |
Low-E複層ガラス | 52,000円 | 72,000円 | 179,000円 |
一般複層ガラス | 48,000円 | 60,000円 | 151,000円 |
安全合わせ複層ガラス | 76,000円 | 116,000円 | 270,000円 |
※上記は製品本体の希望小売価格(税抜)であり、工事費・ふかし枠料金などは別途かかります。
断熱性を重視するなら、Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)がおすすめです。
コストを抑えたい場合は、一般複層ガラスでも結露対策には十分効果があります。
安全合わせ複層ガラスは飛散防止効果があり、小さなお子さまのいる家庭や防災意識の高い方に選ばれています。
サイズや仕様ごとの詳細は、パナソニックの公式カタログをご確認いただくか、“窓一番”へご相談ください。
プロが最適なプランをご提案します。
ふかし枠が必要なケースとは|設置時の注意点
パナソニックの内窓はスリム設計ですが、設置には「ふかし枠」が必要になる場合があります。
ふかし枠は、既存の窓枠に内窓を納めるために奥行きを補う部材のことです。
ふかし枠が必要になるケースは、主に以下のとおりです。
- 窓枠の奥行きが55mm未満である
- カーテンレールや家具が干渉する位置にある
- 窓の段差が大きく、水平に取り付けられない
このような場合でも、ふかし枠を使えば見た目もきれいに仕上がり、断熱性の低下も防げます。
ただし、施工前には必ず現地調査を行い、枠寸法を確認しておくことが大切です。
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パナソニックの内窓設置でもらえる補助金をシミュレーション

パナソニックの内窓は、国の補助金制度「先進的窓リノベ2025」の対象製品に含まれています。
補助金を活用すれば、リフォーム費用の負担を大幅に抑えることが可能です。
ここからは、制度の概要と支給額の目安をわかりやすく解説します。
「先進的窓リノベ2025」とは|対象条件と申請の流れ
「先進的窓リノベ2025」は、断熱性能の高い窓へのリフォームに対し、最大200万円の補助が受けられる国の支援制度です。
パナソニックのLow-E複層ガラスなど、熱貫流率の基準を満たす製品が対象となります。
<主な対象条件>
- 窓の断熱改修工事(内窓・外窓・ガラス交換)であること
- 補助対象の性能等級(A・S・SS)を満たす製品を使用
- 1戸あたり合計5万円以上の補助額があること
- 補助対象住宅:戸建住宅・集合住宅ともに可
<申請の主な流れ>
- 「窓一番」など、登録された施工業者に工事を依頼
- 施工業者が製品と工事内容を確認して着工
- 工事完了後、施工業者が補助金申請を代行
- 数ヶ月後、補助金が交付
補助金の申請は個人では行えないため、必ず登録事業者を通じての手続きが必要です。
補助金はいくらもらえるのか|サイズ別支給額と試算方法
補助金の金額は、設置する窓のサイズとガラスの性能等級によって異なります。
以下は、国土交通省が定めている等級ごとの補助金額です。
補助金額 | |||
製品等級 | 小窓(0.2㎡~1.6㎡) | 腰高窓(1.6㎡〜2.8㎡) | 掃き出し窓(2.8㎡以上) |
SS | 46,000円 | 72,000円 | 106,000円 |
S | 28,000円 | 44,000円 | 65,000円 |
A | 14,000円 | 18,000円 | 26,000円 |
パナソニックの内窓では、Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)が等級Sに該当します。
<試算例:Low-E複層ガラス(S等級)を3カ所に設置した場合>
- 腰高窓(1.6㎡)×2枚→44,000円×2=88,000円
- 掃き出し窓(3.0㎡)×1枚→65,000円
→合計補助金:153,000円
実際には使用する製品型番によって細かく判定されるため、事前に施工業者に確認しましょう。
参考:
・国土交通省『先進的窓リノベ2025』
・パナソニック『補助金シミュレーション』
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パナソニック内窓の施工の流れ|DIYとの違いも紹介

パナソニックの内窓は、施工手順が比較的シンプルなため、半日程度で工事が完了するケースがほとんどです。
ただし、施工精度によって断熱効果や使い勝手に差が出るため、専門業者に依頼するのがおすすめです。
ここからは、施工の流れやDIYとの違いをわかりやすく紹介します。
内窓施工の流れ|現地調査から完了までのステップ
内窓の設置は、段取りを押さえれば1日で完了します。
一般的な施工の流れは以下のとおりです。
- 【現地調査】窓のサイズ・枠の奥行き・壁の状態を確認
- 【見積もり・発注】ガラス仕様やカラーを決定し、工事日を決定
- 【納品準備】内窓を手配し、納品スケジュールを確定
- 【施工当日】既存窓に内窓を取り付け(1〜2時間程度)
部屋数が多い場合でも、1日で複数窓の施工が可能です。
さらに“窓一番”など経験豊富な施工業者なら、スムーズで確実な取り付けが期待できます。
DIYはできるのか|設置の難易度と専門業者に頼むメリット
パナソニックの内窓には「施工説明書」が付属しており、手順を見ながらDIYで設置することも不可能ではありません。
ただし、正確な採寸や水平調整、ふかし枠の有無の判断など、技術的な難易度が高い作業です。
採寸などに誤差が出ると、開閉不良や結露の原因にもなります。
特に断熱性や気密性を十分に発揮させるには、施工精度の高さが求められます。
そのため、専門業者に依頼した方が確実です。
また、「先進的窓リノベ2025」の補助金を活用するには、登録された施工業者による設置が必須です。
補助金制度を利用したい方は、DIYではなくプロへの依頼をおすすめします。

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