玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合の調整・修理方法|原因やよくある質問も解説

「玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない」とお困りの方へ。
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーのストップ機能が使えない場合、さまざまな原因が考えられるので、原因に合った対処法を把握しておくことが重要です。
そこで今回は、玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合の調整・修理方法をご紹介します。
この記事を読むと、玄関ドアのストッパー付きドアクローザーの機能を正しく利用するヒントを得られるので、ぜひ最後までご覧ください。
●玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない原因や、調整・修理方法を解説します。
●玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合に調整・修理する費用相場をケース別にご紹介します。
●“窓一番”は、1966年創業以来埼玉県随一の「外窓・内窓・玄関ドア工事」の施工事例数を誇り、最適な工事プランの提案から補助金申請までお客様をサポートしております。
目次
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない原因

まず、玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない原因を解説します。
ご自宅の状況と照らし合わせながら、玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない原因を特定しましょう。
ストップ調整部分のネジが緩んでいる
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーで、ストップ調整部分のネジが緩んでいるとドアを開けたまま固定できません。
また、ドアクローザーの種類によってはネジではなく、つまみやレバーのタイプもあります。
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない原因がストップ調整部分のネジかどうかを確認する際は、「ストップカム」の部品をチェックしましょう。
「ストップカム」とは、開けた状態を維持するための部品です。
玄関ドアを閉めた状態で、ドアクローザーのストップカムの突起が出ていない場合はネジが緩んでいると考えられます。
部品が故障している
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーの部品が故障していると、ストップ機能が作動せず、ドアクローザーが指定の場所で固定されない場合があります。
ストッパー付きドアクローザーにネジの緩みやストップ機能の解除が見られないようであれば、部品の故障が原因として考えられます。
また、玄関ドアのドアクローザーの耐用年数は一般的に10〜20年とされており、耐用年数が間近もしくは過ぎている場合は部品が摩耗しているケースもあるので、交換を検討しましょう。
ストップ機能が解除されている
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーは、ストップ機能を解除するとドアを開けたままの状態で固定できません。
たとえば、ストップ調整部分のネジ・レバー・つまみを掃除の際などに誤って操作してしまい、ストップ機能が効いていない状態になっているケースがあります。
取り扱い説明書やメーカーのホームページと照らし合わせながら、ご自宅のストッパー付きドアクローザーのストップ機能が解除されていないか確認しましょう。
ストップ機能が搭載されていない
玄関ドアのクローザーのなかには、ストップ機能が搭載されていないタイプもあります。
ご自宅の玄関ドアのドアクローザーにストップ機能があるかどうかを、取り扱い説明書などからチェックしましょう。
なお、「玄関ドアを開けたまま固定したい」とお考えの場合は通常のドアクローザーから、ストッパー付きドアクローザーに交換することも可能です。
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玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合の調整・修理方法

次に、玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合の調整・修理方法をお伝えします。
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない原因を踏まえて、調整・修理方法を実践しましょう。
ストップ調整部分のネジを締め直す
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない原因がストップ調整部分のネジの緩みである場合は、以下の方法で調整しましょう。
- ドライバーや脚立を用意する
- 玄関ドアを固定したい位置で止める
- ストップ調整部分のネジを締める
- ストップ機能が作動するかチェックする
ドアクローザーの調整は高所の作業となることから、安全性を確保するためにも2人以上で作業してください。
また、メーカーによって調整方法が異なるケースがあるので、あらかじめ取り扱い説明書やメーカーのホームページを確認しましょう。
ドアクローザーを交換する
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーの部品が故障していると判断できる場合は、ドアクローザーごと交換しましょう。
また、ドアクローザを10〜20年以上利用しているようであれば、耐用年数の目安を過ぎているので交換することをおすすめします。
玄関ドア全体が劣化しているケースでは、ドアの交換も視野に入れてリフォームを検討してください。
ストップ機能を設定し直す
玄関ドアのストッパー付きドアクローザーのストップ機能が無効になっている場合の調整方法は、以下のとおりです。
- ドライバーや脚立を用意する
- 玄関ドアを固定したい位置で止める
- 固定した状態でリンク部分を下から持ち上げる
- ストップ調整部分のネジを締める
- ストップ機能が作動するかチェックする
ドアクローザーの「リンク」とは、ドアクローザーとドア枠をつなげる部品でのことで、ストップ調整部分から伸びているアームを指します。
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玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合に調整・修理する費用相場

ここでは、玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合に調整・修理する費用相場をご紹介します。
今回ご紹介する費用は相場であり、依頼する施工業者や導入する製品によっても費用が異なるため、あくまでも目安として参考にしてください。
ドアクローザーを交換する場合
ドアクローザーの交換を施工業者に依頼する場合の費用は2万〜4万円が相場で、内訳は以下のとおりです。
項目 | 費用相場 |
---|---|
ドアクローザーの製品代 | 1万1,000〜2万2,000円 |
作業代 | 1万1,000〜1万6,500円 |
施工業者によっては出張料などが発生するケースがあり、あらかじめ見積もり作成を依頼して費用を把握することが大切です。
なお、DIYで作業するとドアクローザーの製品代のみで済みますが、施工不良のリスクがあるのでプロに依頼しましょう。
ドアごと交換する場合
ドアクローザーを含めて玄関ドアごと交換する場合の費用相場は30万~100万円で、詳細は以下のとおりです。
種類 | 費用相場 |
---|---|
【カバー工法】 既存のドア枠の上から新しいドア枠を被せ、ドアを交換する | 30万〜60万円 |
【はつり工法】 壁の一部を壊して既存のドア枠を除去し、新しいドア枠を設置してドアを交換する | 40万〜100万円 |
上記のように、壁の一部を壊す必要がある「はつり工法」よりも、既存のドア枠を利用してドアを交換する「カバー工法」のほうがリフォーム費用が安く済む傾向にあります。
玄関ドア全体が劣化している場合はもちろん、「開閉しづらい」「鍵がかけにくい」「断熱性や防音性を高めたい」と感じている場合は、ドアごとの交換がおすすめです。

玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合に関するQ&A

最後に、玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合に関してよくいただく質問を、埼玉県随一の「外窓・内窓・玄関ドア工事」の施工事例数を誇る“窓一番”が解説します。
玄関ドアを開けたまま固定するにはどうすればいい?
玄関ドアを開けたまま固定するには、「ストッパー付きドアクローザー」や「ドアストッパー」を利用する方法があります。
ストッパー付きドアクローザーとドアストッパーはともに、後付けや交換が可能です。
ドアクローザーを新たに設置する場合は、下穴を開けるなど手間がかかるので、施工業者に作業を依頼しましょう。
リクシルのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合の対処法は?
リクシルのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合は、今回ご紹介した「玄関ドアのストッパー付きドアクローザーが止まらない場合の調整・修理方法」を参考にしてみてください。
なお、リクシルのストッパー付きドアクローザーにはあらかじめドアが固定される位置が決められた「無調整タイプ」もあり、無調整タイプが止まらない場合はDIYでメンテナンスできません。
メーカーのホームページにもストッパー付きドアクローザーが止まらない場合の対処法が記載されているので、参考にして作業しましょう。
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