【東京在住の方対象】まだ間に合う2024二重窓の補助金|戸建・マンション・賃貸の場合
東京都在住の方限定で、既存住宅の断熱リフォームに対して工事費の1/3が支給される「既存住宅における省エネ改修促進事業」が実施されています。
しかし、どの工事も対象になる訳ではありません。
そこで今回は「既存住宅における省エネ改修促進事業」について申請要件や補助金額・申込期限などを詳しく解説します。
併せて多くの方からよくご質問いただく他の補助金との併用やマンション・賃貸物件の場合などについてもお話ししますので、ご自宅の快適性・省エネ性をアップしたい方はぜひ最後までご覧ください。
●東京に戸建住宅・マンションを所有している方を対象に、既存住宅の断熱リフォームに対して補助金が支給されます。
●補助金の申請は、実績が豊富な施工会社へ任せるのがおすすめです。
●“窓一番”は、1966年創業以来、埼玉県随一の「二重窓・外窓・玄関ドア工事」の施工事例数を誇り、同グループ内には住宅リフォーム専門部署もありますので、総合的にあなたのお悩みを解決できます。
目次
窓・ドア・浴槽の断熱工事が対象「既存住宅における省エネ改修促進事業」
東京都では、現在「既存住宅における省エネ改修促進事業」を実施しています。
その背景には、脱炭素・カーボンニュートラルな社会実現に向け、住宅からの二酸化炭素排出量削減という目的があります。
日本における二酸化炭素排出量のうち約1/3が住宅からによるものであり、そのうち約20%が冷暖房などの空調機器によるものとされていることから、既存住宅の断熱性アップは脱炭素化に欠かせない要素です。
そして、全ての窓に二重窓を設置している家と一ヶ所の設置されていない家を比べると一世帯における年間二酸化炭素排出量はマイナス25%に減少すると試算されています。(参考:環境省|家庭部門のCO2排出実態統計調査 結果の概要(確報値))
これらの現状を踏まえて、東京都は2030年までのカーボンハーフ実現、そして2050年のCO2排出実質ゼロ(ゼロエミッション)に向け、「既存住宅における省エネ改修促進事業」では、以下の目的を達成できる改修工事に対して補助金を支給しています。
- 既存住宅における消費電力を「減らす」
- 既存住宅で電力を「創る」
- 既存住宅に電力を「蓄める」
既存住宅の断熱リフォームは、地球環境への負荷を減らせるだけではなく、快適な室内環境の維持や光熱費削減というメリットももたらすため、私たちの生活に欠かせません。
では、既存住宅における省エネ改修促進事業について「補助金はいくら?いつまで申請できる?」という疑問にお答えします。
対象工事
補助の対象となる工事は、住宅の断熱性アップに関するリフォームとそれに付帯する工事です。
工事種別 | 詳細 |
---|---|
住宅の断熱工事 | 壁内・床下・天井裏などへの断熱材追加(交換) |
高断熱浴槽への交換 | ユニットバスの取り替え 在来浴室からユニットバスへの取り替え 既存浴槽の取り替え (内装工事などの付帯工事含む) |
窓の断熱工事 | 断熱性のある窓シャッター・雨戸の取り付け 外窓交換 二重窓設置 (外壁補修などの付帯工事含む) |
玄関ドアの断熱工事 | 高断熱玄関ドアへの取り替え (外壁・床タイル補修などの付帯工事含む) |
ポイントは工事費用のうち、運搬費や清掃費、仮設費などの諸経費も対象になるという点です。
そのため、自己負担を最小限に抑えてマイホームを断熱リフォームできます。
補助金額
補助金は「助成対象経費の1/3」分が支給され、工事内容ごとに世帯ごとの上限額が決まっています。
工事種別 | 詳細 |
---|---|
住宅の断熱工事 | ①助成対象経費の1/3(1,000円未満切り捨て) ②1,000,000円 どちらかの小さい額 |
高断熱浴槽への交換 | ①助成対象経費の1/3(1,000円未満切り捨て) ②95,000円 どちらかの小さい額 |
窓の断熱工事 | ①助成対象経費の1/3(1,000円未満切り捨て) ②1,000,000円 どちらかの小さい額 |
玄関ドアの断熱工事 | ①助成対象経費の1/3(1,000円未満切り捨て) ②160,000円 どちらかの小さい額 |
申請期限・流れ
補助金の事前申請申込期限は「2025(令和7)年3月31日」です。
この日までに事前申込を行い、それが受理されて「事前申込受付通知」を受け取った後に契約・施工をします。
つまり、既に契約・施工(着工・完工)した断熱リフォーム工事は対象となりません。
ただし、申請額が予算額に達した時点で受付が終了されますので、「まだ申込期限まで日があるからじっくり工事内容を検討しよう」とお考えの方は要注意です。
思い立ったらすぐに施工会社へ相談しましょう。
申請要件
全ての工事に共通する主な申請要件は以下の通りです。
- 東京都内に住宅を所有する個人や法人、管理組合(所有者の家族や賃借人は対象外)
- 対象住宅が既存住宅であること(新築住宅は対象外)
上記以外にも、工事内容によって使用する製品の性能などについて条件がありますので、リフォームプランを検討する際は注意してください。
工事種別 | 詳細 |
---|---|
住宅の断熱工事 | ①1つ以上の居室において、外気接する部分全てを高断熱化すること ②国の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金で補助対象となる製品を使用すること ③断熱材の熱抵抗値が、「天井2.7以上」「外壁2.7以上」「床:2.2以上」になること |
高断熱浴槽への交換 | ①JIS(A5532:2011)において「高断熱浴槽」もしくはそれと同等以上の性能があるものを使用すること ②子育てエコホーム支援事業で補助対象となる製品を使用すること |
窓の断熱工事 | ①1つ以上の居室において、全ての窓を高断熱化すること (1居室について全ての窓改修を行なった上であれば、廊下や玄関など非居室は一部の窓だけでもOK) ②国の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金もしくは、先進的窓リノベ事業で補助対象となる製品を使用すること |
玄関ドアの断熱工事 | ①熱貫流率が3.5 W/(㎡・K)以下のドアを選定すること ②国の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金もしくは、先進的窓リノベ事業、子育てエコホーム支援事業補助対象製品のうち熱貫流率3.5 W/(㎡・K)以下で補助対象となる製品を使用すること |
このように、工事種別ごとに細かい要件が決められているため、事前に内容をチェックしておきましょう。
要件を一つでもクリアしていないと補助金がもらえないため、申請実績の豊富な施工会社へ相談しましょう。
「窓一番」は、東京・埼玉でどこにも負けないサッシ取扱量を誇っており、各種補助金申請もしっかりサポートいたします。
コスパが最も高いのは「二重窓設置・外窓交換」リフォーム
「既存住宅における省エネ改修促進事業」の対象工事はいくつかありますが、その中でも最も断熱効果を実感できるのが、窓・ドアなどの開口部リフォームです。
住宅の中でも開口部から出入りする熱エネルギーの割合は高く、空調効果のうち冬(暖房使用時)の約60%、夏(冷房使用時)の約70%が窓・ドアから逃げていくというデータがあるほどです。(参考:一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会)
そのため、家の断熱性・省エネ性を高めたい方はまず窓・ドアの性能から見直してみましょう。
工事内容 | 単価目安 |
---|---|
二重窓(内窓)設置 | 22万円〜/ヶ所 ・引き違い窓 ・幅180cm高さ180cm ・Low-E複層ガラス |
外窓交換 | 34万円〜/ヶ所 ・樹脂アルミ複合サッシ ・引き違い窓 ・幅180cm高さ180cm ・Low-E複層ガラス |
玄関ドア交換 | 45万円〜/ヶ所 ・片開きドア(欄間なし) ・手動キー+標準ドアハンドル |
リビングなど冷暖房を長時間つける部屋の窓を中心にリフォームすると、光熱費削減の効果も期待できます。
二重窓設置・外窓交換のどちらも最高1,000,000円の補助金を受け取れますので、ご予算や窓の使い勝手をご検討の上、お好きな方法をお選びください。
「どんな工事をしたらいいか決まらない」「まずは窓リフォームにいくらくらいかかるか知りたい」という方は、施工会社に現地をじっくり調査してもらいましょう。
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どうぞお気軽にご相談ください。
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最後に補助金を利用して二重窓リフォームを検討している方からよくいただく質問を紹介します。
Q.「申請に必要な書類は?」
補助金申請で書類提出が必要となるのは「事前申請」の時と工事後に交付申請する際の「交付申請・実績報告」です。
それぞれ必要書類が異なりますので、施工会社へ見積もりを取る前に把握しておきましょう。
【事前申請】 | ・事前申込書(正副2部) ・見積書※(工事請負契約予定のもの) ・返信用封筒(申請者住所を記載し切手を貼ったもの) |
【交付申請・実績報告】 | ・住宅の平面図※(改修した窓・ドアの位置が分かるもの、手書きの簡易的なものでもOK) ・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど現住所が分かるもの) ・建物の登記事項証明書(コピー可、発行から6ヶ月以内のもの) ・工事請負契約書※(契約者が申請者であるもの) ・領収書※(工事代金と発行者・宛名=申請者が記載されているもの) ・補助金振り込み口座情報が分かる資料(通帳コピーやオンラインバンクの口座情報ページを印刷したものなど) ・施工後の写真もしくは住宅の立面図※(工事箇所が分かるもの) ・費用明細書※(費用の内訳が分かるもの) ・費用統括表※(決められたフォーマットあり) ・使用した製品の型番や断熱仕様が分かる公的な資料(メーカーが発行したもの、ただし先進的窓リノベ事業・子育てエコホーム支援事業の登録製品は不要) ・施工証明書※ |
このように補助金を受け取るまでには多数の書類が必要になるため、申請実績が豊富で事業の詳細まで理解している施工会社へ相談するとスムーズです。
Q.「補助金分を一度立て替えない方法がある?」
補助金を東京都から直接施工会社へ支払う手続きを済ませておけば、ご自身の負担額だけ支払う「支払委託契約」の方法も選べます。
支払委託契約とは、補助金が全額直ちに施工会社に一括で支払われる手続きです。
交付申請・実績報告の際に、支払い委託契約書を提出しましょう。
Q.「他の補助金と併用できる?」
「既存住宅における省エネ改修促進事業」は東京都の予算が充てられており、それとは別で重複しない財源で運営されている補助事業であれば併用できます。
併用できる主な補助事業は以下のとおりです。
ただし、助成対象工事の費用に別の事業の補助金を充てる場合は、補助金額が通常よりも少なくなるので注意しましょう。
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Q.「マンションや賃貸物件でも対象になる?」
先ほどお話ししたとおり、都内で所有している住宅であれば補助の対象となります。
また、区分所有の場合だけではなく管理組合による申請も可能なので、窓やドアの断熱リフォームをしたい場合はまずは管理組合へ相談しましょう。
管理組合による申請であれば、区分所有者個人の費用負担ではなく修繕積立金などによる支払いになるのが通常です。
申請要件には賃借人による申込ができないことになっているため、賃貸物件の場合は大家さんや不動産会社へ相談しましょう。
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