【防犯対策】窓の内側に格子を後付け|賃貸OKの設置方法や自分でできるDIY手順を解説

窓から不審者の侵入が心配で、何か防犯対策をしたいとお考えの方へ。
実は、空き巣の侵入経路として最も多いのが「窓」だと言われています。
今回は、外観を損なわずに設置できる「室内側の防犯格子」のメリット・デメリットやDIYでの後付け方法、業者に依頼する場合の流れ、費用相場などを詳しく解説します。
「格子って内側にも付けられるの?」と疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。
●外観を損なわず、賃貸にも対応しやすい「窓の内側に格子を後付けする方法」について、メリット・デメリットや設置手順を詳しく解説します。
●DIYと業者施工の違いや費用相場に加え、内窓リフォームとの組み合わせで補助金を活用できるケースも紹介しています。
●“窓一番”は、1966年創業以来埼玉県随一の「外窓・内窓・玄関ドア工事」の施工事例数を誇り、最適な工事プランの提案から補助金申請までお客様をサポートしております。
目次
【防犯対策】窓の内側に格子を後付けする方法が人気
窓の防犯対策として、内側に格子を後付けする方法が注目を集めています。
外観を損なわず、賃貸住宅でも設置しやすいのが人気の理由です。
不審者侵入のリスクを抑えながら、見た目や使い勝手も損なわない防犯策として支持されています。
防犯のために窓の内側に格子を後付けするメリット・デメリット
ここからは、窓の内側に格子を設置する前に知っておきたいメリット・デメリットを紹介します。
それぞれの特徴を比較し、防犯性・使いやすさのバランスを見極めましょう。
メリット|外観を損なわず賃貸でも有効
窓の内側に格子を後付けするメリットは、主に以下のとおりです
- 外から見えにくく、景観を損ねない
- 屋内作業で設置がしやすい
- 突っ張り式や粘着固定タイプなら賃貸でもOK
- 製品デザインが豊富で、室内インテリアにもなじむ
- DIYで取り付け可能なタイプも多く、費用を抑えられる
内側に格子を設置することで、目立たず自然に防犯性を高められます。
さらに、工事不要のタイプもあり、賃貸住宅でも導入しやすいのが特徴です。
デメリット|結露・掃除・非常時対策が必要
窓の内側に格子を後付けするデメリットとして考えられる点は、主に以下のとおりです。
- 窓まわりに湿気がこもり、結露が起きやすくなる
- 窓ガラスの掃除がしにくくなる
- 緊急時の避難経路をふさぐ可能性がある
- 固定式は脱出しづらく、災害時に不安が残る
便利な反面、日常の使い勝手の低下や、万が一の際には注意が必要です。
デメリットも踏まえた上で、開閉式や非常脱出対応の格子を選ぶことで、使い勝手と安全性のバランスをとることができます。
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窓の内側に後付けできる格子の選び方|材質・強度・デザイン
防犯性と使いやすさを両立するには、格子の選び方が重要です。
材質や取り付け方法、デザイン性まで含めて比較することで、失敗のない選択ができます。
室内面格子を材質別に比較
格子の材質は、防犯性や耐久性に直結します。
一般的によく使われるのは「スチール」「アルミ」「樹脂(プラスチック)」の3種類です。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
材質 | 防犯性能 | 価格帯 | 特徴 |
スチール | ★★★★★ | やや高め | 強度重視。本格的な防犯におすすめ。 |
アルミ | ★★★★☆ | 中程度 | 軽くてサビに強く、室内でも扱いやすい素材。 |
樹脂(プラスチック) | ★★☆☆☆ | 安価 | DIY向け。補助的な防犯用途に適している。 |
スチール製は重量がありますが、防犯性の高さで選ばれることが多く、玄関や掃き出し窓などに適しています。
一方で、アルミ製は軽くて扱いやすく、サビにも強いため室内用としてバランスが取れていると言えます。
樹脂製は価格が安く取り付けも簡単ですが、防犯性は低めなため、あくまで補助的な役割として考えるのがおすすめです。
重視したいポイント(防犯性・手軽さ・見た目)に応じて、適した材質を選んでみてください。
おしゃれな室内面格子を選ぶポイント
防犯対策であっても、室内から見える格子はインテリアの一部です。
最近は「おしゃれな室内面格子」が人気で、デザイン性の高い製品も多く登場しています。
木目調やブラックアイアン風のフレームは、ナチュラル系・モダン系どちらにもマッチしやすく、空間を引き締めるアクセントにもなります。
「防犯=無骨」というイメージを払拭したい方には、装飾性のある格子を選ぶのもおすすめです。
穴あけ不要&突っ張りタイプの格子に注目
賃貸住宅や穴あけに抵抗がある方には、「突っ張りタイプ」や「両面テープ固定タイプ」の格子が便利です。
これらは壁や窓枠に傷をつけずに設置でき、退去時にもスムーズに原状回復ができます。
工具不要のものもあり、DIY初心者でも扱いやすいのが特徴です。
ただし、強度には限界があるため、日常的な安心感の向上として捉えるのが現実的です。
あくまでも補助的な防犯対策として位置付けましょう。
窓の内側に格子を後付けする方法|DIYと業者による工事
室内面格子は、DIYでも設置可能なタイプと、業者に依頼して施工するタイプがあります。
手軽さやコストを重視するか、防犯性能や仕上がりの美しさを優先するかで、選ぶべき方法が異なります。
室内面格子を自分で設置する方法(DIY手順)
簡易な室内用の格子は、DIYで取り付けることが可能です。
工具が不要な製品もあり、初めてでも気軽にチャレンジできます。
取り付け位置と固定方法に注意すれば、安全性も保てます。
【DIY手順の基本ステップ】
- 窓の内寸を正確に採寸する
- 設置する格子のサイズと固定方式(突っ張り式・両面テープなど)を選ぶ
- 窓枠や周囲を掃除し、取り付け面の汚れを除去する
- 説明書に従って格子を固定し、ぐらつきがないかをチェックする
取り付け後は、開閉動作や非常時の避難経路に支障がないかも確認しましょう。
ホームセンターでの格子の選び方・そろえる工具
防犯用の格子は、ホームセンターやネット通販でも手に入ります。
特に室内用はDIYが前提の商品も多く、選び方を知っておけば余計な失敗を防げます。
【購入時のチェックポイント】
- サイズ調整ができるか
- 取り付け方法は自宅に合っているか(ビス固定式・粘着式・突っ張り式など)
- 材質と防犯性能のバランスはどうか
工具はドライバー、水平器、必要に応じて下地センサーや両面テープなどが揃っていれば十分です。
商品選びに迷ったら、店舗スタッフに用途と設置場所を伝えて相談してみましょう。
窓の格子後付けを業者に依頼する流れ
DIYが難しい場合や、防犯性能をしっかり確保したい方には、施工業者に依頼するのが安心です。
特にスチール製などの重量がある格子や、複雑な窓形状にはプロの施工が適しています。
【依頼の基本的な流れ】
- 施工業者のホームページや見積もりフォームから相談する
- 現地調査やサイズ確認の訪問を受ける
- 商品提案と正式な見積書を受け取り、納得できたら契約する
- 約1〜2時間で取付完了(窓の大きさや構造により変動)
自分で設置するのが不安な方や、防犯性だけでなく窓の断熱・結露対策も一緒に見直したい方は、リフォーム会社などに相談するのがおすすめです。
特に、内窓の取り付けや窓全体の交換であれば、防犯性能の向上に加えて冷暖房効率も改善できます。
防犯性と快適性を両立したい方は、ぜひ「窓一番」にご相談ください。
また、工事内容によっては補助金の対象となるケースもあります。
詳しくは、次の章をご確認ください。
窓の防犯格子の設置費用と補助金の活用
ここからは、窓の格子の設置にかかる費用や、防犯性をさらに高める方法について解説します。
補助金の活用についても紹介するので、参考にしてください。
防犯格子の費用相場|DIY・業者それぞれの目安
窓に格子を設置する費用は、材質やサイズ、取り付け方法によって大きく異なります。
DIYの場合は、突っ張り式や樹脂製の簡易タイプなら2,000円〜5,000円程度で購入でき、比較的手軽に始められます。
一方、スチールやアルミ製のしっかりした格子を業者に依頼して取り付ける場合は、1窓あたりおおよそ1万〜5万円が相場です(工事費込み)。
デザイン性や強度を重視すると費用はやや上がりますが、防犯対策としての信頼性や、見た目の満足感も高まります。
内窓設置で防犯効果アップも狙える
窓の防犯対策は、格子の設置だけにとどまりません。
例えば、内窓(二重窓)を追加すれば、侵入経路を二重に遮断でき、防音や断熱といった効果も同時に得られます。
防犯格子の後付けは手軽で始めやすい対策ですが、結露や寒さ暑さの悩みも同時に解決したいなら、内窓リフォームや窓交換も視野に入れるのがおすすめです。
内窓の設置費用は、1窓あたり約5万〜が目安です。
使用するガラスの種類や窓のサイズによって価格は変動しますが、防犯性に加えて室内の快適性を高められる点が大きなメリットです。
補助金の活用には「省エネ・断熱性向上」がポイント
防犯格子の設置だけでは、多くの補助金制度の対象にはなりません。
しかし、内窓の設置や断熱性能の高い窓ガラスとの組み合わせであれば、国の「先進的窓リノベ2025事業」などの補助金を利用できる可能性があります。
一ヶ所で数万円の補助が出るケースもあり、費用負担を大きく軽減できます。
防犯・断熱・補助金の3つの条件を満たすリフォームを検討するなら、実績豊富な窓リフォームの専門業者に相談するのが安心です。
「窓一番」では、施工はもちろん補助金申請のサポートまで対応しているため、初めての方でもスムーズに進められます。
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