「二重窓のガラスに断熱シートを貼ると割れる」原因と対策|おすすめのリフォームも

「二重窓のガラスに断熱シートを貼ると割れる」原因と対策|おすすめのリフォームも

窓からの冷気をシャットアウトするのに効果的な二重窓の断熱性をさらに高めるために、シートやフィルムをガラスに貼る方がいます。

実はあまり知られていませんが、その方法にはガラスが割れてしまうリスクがあります。

今回は「二重窓のガラスに断熱フィルムを貼るとガラスが割れる」原因と対策、おすすめのリフォーム方法について解説します。

ガラスが割れた際の応急処置や、内窓・外窓リフォームの費用についてもお話ししますので、ぜひ最後までご覧ください。

このコラムで分かること

● 二重窓のガラスに断熱シートを貼ると、熱割れを起こす可能性が高まります。

● 二重窓のガラス割れを防ぐためには、ガラス・内窓・外窓の交換が有効で、築20年を超える住宅には外窓交換がおすすめです。

● 窓リフォームは、1966年創業以来埼玉県随一の「内窓・外窓・玄関ドア工事」施工事例数を誇る“窓一番”にお任せください。



二重窓のガラスに断熱シートを貼るとガラスが割れるって本当?

二重窓のガラスに断熱シートを貼るとガラスが割れるって本当?

内窓・外窓のガラスに断熱シート(断熱フィルム)を貼ると、ガラスが熱割れするリスクが高まります。

熱割れとは、部分的な温度差によってガラスの膨張率が変わり、その負荷によってヒビが入る現象です。

直射日光が当たって表面温度が熱くなったガラスに断熱シートが貼ってあると、熱がシートとの間にこもって、より室内側との温度差を助長する可能性があります。

また、冬の晴れた日に日中温められたガラスは、日没とともに表面温度が下がり、割れてしまうケースもあります。

特に気をつけなくてはいけないのが、ガラスにDIYで気泡緩衝材(プチプチ)を貼っているケースです。

ガラスの一部分にシートがきちんと晴れていない部分があると、シートが貼ってある部分との間に温度差が生じて、割れの原因になります。

ポイント

二重窓(内窓)は外窓と比べると室内・屋外のガラス表面温度に差が生じにくいですが、外窓の気密性・断熱性が低いとやはり熱割れのリスクがあります。

断熱シート(フィルム)だけではなく、ガラス飛散防止フィルムや防犯フィルムなどでも熱割れの原因になる可能性があるため注意が必要です。

熱割れしたガラスと衝撃によって割れたガラスは、ヒビの特徴が全く異なります。

熱割れのヒビ
(熱割れによるヒビ)
衝撃によるヒビ
(衝撃によるヒビ)

そのため、窓ガラスが割れているのを見つけたら、まずはその原因を把握し、適切に対処することが重要です。

ちなみに、熱割れを起こしやすいガラスとそうでないガラスがあります。

熱割れを起こしやすいガラス網入りガラス
フロートガラス(厚いもの)
熱割れを起こしにくいガラス強化ガラス
ペアガラス

ただし、サッシメーカーの中にはどのガラスであっても断熱シート(フィルム)を貼ることを推奨していないところもあります。

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ガラスが割れる原因|断熱フィルム以外にも要注意

ガラスが割れる原因|断熱フィルム以外にも要注意

二重窓のガラスが熱割れする原因は、断熱シートだけではありません。

そのほかの理由でヒビが入った可能性もあります。

ガラスが経年劣化している

ガラスは建築材料の中でも寿命は長いですが、生活の中で細かいキズがついている可能性があります。

細かいキズがある部分は衝撃や膨張・収縮に弱いため、少しの温度変化で割れてしまうケースは珍しくありません。

エアコンの風が直接当たる

日当たりの良い方角に設置された二重窓は外側の温度が上がりやすく、日陰や強い風に晒される窓は内窓でもガラス温度が下がってしまいます。

そこへさらに室内側で冷暖房の風が直接当たると、両面の表面温度差が大きくなり、熱割れのリスクが高くなるので注意しましょう。

遮光・遮熱カーテンをつけている

ガラスに断熱シートを貼っていなくても、遮光・遮熱カーテンなどをつけていると、窓ガラスとカーテンの間に熱がこもって熱割れする可能性があります。

ロールスクリーンやブラインドでも同じ現象が起こる可能性があるため、注意しましょう。

窓の前に物が置いてある

内窓の前に観葉植物や棚などの大きな物が置いてあると、ガラス周辺に熱がこもりやすく、熱割れする可能性が高まります。

観葉植物がある場合は、周囲の湿度が上がって結露が発生しやすい環境になるため、そちらの対策も必要です。

外窓に熱線吸収・熱線反射ガラスが入っている

熱線吸収・熱線反射ガラスは、原料に少量の金属成分を混ぜることで、暑さの原因となる太陽光の電磁波を吸収して熱を軽減できるガラスです。

室内の暑さ軽減には効果的ですが、ガラスそのものの温度が上がりやすいため、周囲の温度環境によっては熱割れを起こす可能性があります。

外窓・内窓の両方に遮熱ガラスを入れている

最近、多くの新築住宅や既存住宅のリフォームで採用されているLow-E複層ガラス(※)ですが、外窓と内窓の両方に入れると、二重窓の間の温度が上がり、熱割れを起こす可能性があります。

※Low-E複層ガラス:太陽の熱線を反射するために特殊な金属膜がガラスへコーティングされたペアガラス

ただし、外窓だけに採用すれば内窓・外窓の間の中空層で温度差を緩和できるため、通常のフロートガラスよりも熱割れに強いという点も事実です。

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家の防犯対策は窓一番にご相談を


二重窓のガラスが割れた場合の応急処置・予防策・修理方法

二重窓のガラスが割れた場合の応急処置・予防策・修理方法

二重窓のガラスが割れているのを見つけた場合は、怪我や事故を防ぐために応急処置が必要です。

現時点では熱割れしていなくても、発現リスクが高い窓は事前に予防策をとっておきましょう。

応急処置

熱割れによるヒビは衝撃を受けて割れた場合とは異なり、一気に砕け散る可能性は低いでしょう。

しかし、放置すると徐々にヒビが広がり、大きな破片が落ちる危険性があります。

そのため、ガラスの熱割れを見つけたら貼ってある断熱シートをそっと剥がして、ヒビの上にガムテープを貼りましょう。

断熱シートがうまく剥がれない場合や粘着力がまだ残っている場合は、断熱シートの上からそっと大きく「米」の字状にガムテープを貼ってください。

ここまでの処置を取ったら、速やかに業者に連絡しましょう。

予防策

まだガラスにヒビが入っていなくても、熱割れのリスクが高い窓には予防策を講じておくと安心です。

  • 断熱シートが貼ってある場合は、撤去する
  • ガラス(室内側)に冷暖房の壁が直接当たっている場合は、風の向きを変える
  • 直射日光の当たる窓には屋外に簾(すだれ)などをつけて遮光する
  • 窓のすぐ前にある物をどかして空気の通りを良くする
  • 熱割れに強いガラスへ取り替える
  • 断熱性・遮熱性の高いガラスに取り替える
  • 外窓を断熱性・気密性の高いものに変えて、内窓を撤去する

二重窓の状況に応じてこれらの方法を事前に取れば、ガラスを熱割れから防げます。

修理方法

二重窓のガラスが熱割れした場合の修理方法は主に3つあります。

修理方法特徴
内窓ガラスの交換【メリット】
・費用が安い

【デメリット】
・窓の周辺環境が交換前と変わらなければ、また熱割れする可能性がある
・内窓サッシの寿命は20年程度なので、既に年数が経っているとガラス工事費用が無駄になる
内窓の交換【メリット】
・費用が安い

【デメリット】
・外窓が古い(気密性が低い)と、また熱割れする可能性がある
外窓サッシごとの交換【メリット】
・窓全体の断熱性・気密性が上がる
・見た目の古さや建て付け不良、開閉の重さ、防犯性への不安なども一気に解決できる
・内窓がなくても十分な断熱性を発揮できる(開閉や掃除の手間が減る)

【デメリット】
ガラス・内窓の交換より費用がかかる

それぞれメリット・デメリットが異なりますので、ご予算や家の築年数に合わせて適切な方法を選びましょう。

ポイント

ガラス・内窓の交換は1ヶ所あたり数分から1〜2時間程度で完了しますが、最近は外窓の交換も1ヶ所あたり半日以内で完了する「カバー工法」が主流です。

窓の周辺を解体する必要がないため、ガラス・内窓交換と同様に、日常生活を送りながら手軽に窓をリフォームできます。


〈おすすめコラム〉
【窓交換リフォーム】方法と効果や費用目安、補助金についても
【窓の取り替えリフォーム】“カバー工法”とは?方法や費用相場まで解説




築20年以上の家は外窓交換もおすすめ

築20年以上の家は外窓交換もおすすめ

二重窓の寿命はパーツによって寿命が異なります。

  • 住宅用アルミ製サッシ(外窓):20〜30年
  • 内窓・インナーサッシ(樹脂製):30~50年
  • 複層ガラス・ペアガラス:10〜15年

仮に築20年を超えたお宅に内窓が付いている場合、外窓は今ほど断熱性がなく、既に寿命が近づいていて、隙間があり気密性が落ちている可能性は十分考えられます。

また、外窓に複層ガラスが入っていても、周囲の密閉度が落ちて中空層に外気が侵入し、当初の断熱効果を維持できていないかもしれません。

そのため、築20年を超えたお宅で万が一窓ガラスが割れた場合は、外窓の交換もご検討ください。

最新の高断熱サッシへ交換することで、シートやフィルムを貼る必要がなくなるだけではなく、そのほかにも様々なメリットを得られます。

  • 窓の見た目がきれいになる
  • 内窓がなくても室内が寒く・暑くなりにくい
  • 戸車も一新するため、開閉がスムーズになる
  • 防犯性の高い「安全合わせ複層ガラス(※)」や「ボタン付きクレセント」なども取り入れられる
  • サッシ枠自体も断熱性が高いため、外気温の影響を受けにくく、結露もほとんど発生しない
  • 最高グレードの断熱性能をもつトリプルガラスや、日射を遮蔽できる遮熱高断熱ガラスも組み合わせられる
  • 補助金の対象となる可能性がある(例:先進的窓リノベ2025事業
  • 税控除(減税)制度を利用できる可能性がある(例:住宅特定改修特別税額控除

実際に、「二重窓は開け閉めや掃除が面倒」という方が、外窓交換するケースは珍しくありません。

古い家にお住まいの方は、補助金や税控除制度を使えるうちに、ぜひ外窓交換もご検討ください。

〈おすすめコラム〉
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ポイント

“窓一番”は、1966年創業以来培った知識と経験を活かし、あなたのご要望にあった内窓・外窓・玄関ドアのリフォームプランを提案いたします。

お名前や連絡先を入力せずにご自宅ですぐにリフォーム費用がわかる無料見積もりサービスもございますので、今すぐ金額を知りたい方はぜひご利用ください。



内窓補助金


二重窓・外窓の交換費用目安

二重窓・外窓の交換費用目安

では実際に内窓・外窓を交換した場合の費用目安を紹介します。

窓の種類1ヶ所あたりの費用
【内窓】
W900・H600
Low-E複層ガラス
製品代:50,410円
工事費:50,000円(4ヶ所まで同額)
合計:100,410円

先進的窓リノベ事業2025補助金利用で「−28,000円」
【内窓】
W1600・H2000
Low-E複層ガラス
製品代:248,580円
工事費:50,000円(4ヶ所まで同額)
合計:298,580円

先進的窓リノベ事業2025補助金利用で「−65,000円」
【外窓】
W900・H600
アルミ樹脂複合窓
Low-E複層ガラス
製品代:161,320円
工事費:30,000円
合計:191,320円

先進的窓リノベ事業2025補助金利用で「−58,000円」
【外窓】
W1600・H2000
アルミ樹脂複合窓
Low-E複層ガラス
製品代:320,170円
工事費:無料
合計:320,170円

先進的窓リノベ事業2025補助金利用で「−149,000円」

※上記費用は税別価格
※“窓一番”へご相談いただいた場合(2025年4月時点の価格)
※2枚引き違い(網戸付き)、洋室用、その他全て標準仕様の場合
※外窓:YKKap・マドリモの場合
※内窓:LIXIL・インプラスの場合
※外窓:上記費用には新規外窓サッシ材料費・標準施工費・既存サッシ処分費が含まれます
※内窓:上記費用には新規内窓サッシ材料費・標準施工費が含まれます

ポイント

窓一番では、見積もり金額より

● 工事費・製品代金合計が30万円を超えると「工事費無料」
● 玄関ドア・勝手口ドアと同時工事で「20,000円オフ」
● 平日工事で「5,000円オフ」
● 施工写真掲載とアンケート回答OK(お名前・住所不要)で「5,000円オフ」
● 現地調査時のご契約で「20,000円オフ」
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経験豊富な施工スタッフ

私たち“窓一番”は、埼玉県でトップクラスの「内窓・外窓・玄関ドア交換」工事実績があります。

1966年創業以来、埼玉県随一のアルミサッシ取り扱い数を誇っており、戸建住宅からマンションまで窓・玄関ドアに関する多くのお悩みを解決してきました。

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