〈申請受付終了〉“こどもエコすまい支援事業”もう間に合わない?いつまで?
2023年3月31日より受付が開始された「こどもエコすまい支援事業」ですが、申請者が殺到しており、締切を待たずに終了する可能性が高いです。
今からリフォームを検討すると“間に合わない”と心配な方のために、最新情報も含めてポイントを解説します。
他の補助金も紹介しますので、ご自宅の窓を見直したいという方は、ぜひ参考にしてください。
●「こどもエコすまい支援事業」の申請期限は2023年12月31日ですが、予算残高が少ないため、早めに終了される可能性が高いです。
●補助金を使って窓リフォームをしたい方は、他の制度も含めて提案してくれる会社へ相談しましょう。
●“窓一番”は、1966年創業以来、「内窓工事」・「玄関ドア工事」・「窓リフォーム」を数多く手がけてきた実績があります。
目次
“こどもエコすまい支援事業”の事業延長はある?条件は?
「こどもエコすまい支援事業」は、2021年に行われた「こどもみらい住宅支援事業」の後継事業です。
2023年3月31日より申請受付が開始されており、締め切りは同年12月31日に設定されています。
しかし、この期限はあくまでも“予算額に達していない”ことが条件であり、申請額が予算を上回れば、その時点で終了です。
(参考:こどもエコすまい支援事業|予算に対する補助金申請額の割合)
2023年7月28日に予算額が約209億円も追加されましたが、公式ホームページでは各種期日は延長されることがないと、はっきり明記されています。
(参考:こどもエコすまい支援事業|※重要※こどもエコすまい支援事業の予算を約209億円増額します。)
そのため、やはり当初の締め切り期限までは事業が継続されないことは間違い無いでしょう。
2023年8月31日時点の予算額に対する申請額割合は、「88%」にまで達しており、今までの推移を見ると、2023年9月末頃には受付終了となる可能性は十分考えられます。
駆け込み申請が増えれば、終了がさらに前倒しになるかもしれません。
補助金支給の条件(既存住宅のリフォーム)
【主な申請要件】
【補助金額】
上限30万円/戸(窓の大きさ・箇所数など、それぞれの金額の総額を支給)
【申請期限】
2023年12月31日までに、「こどもエコすまい支援事業者」が代理申請
(ただし、申請金額が予算上限に達した時点で期限を待たずに終了)
「こどもエコすまい支援事業」の条件として、住宅の総合的な性能向上が求められ、対象となる工事内容は多岐に渡ります。
しかし、受付終了が間近に迫っているため、これから検討・申請しても間に合う工事は限定的です。
必須工事のうち、工事範囲が限定的で比較的スムーズに発注・着工できるのが、「開口部の断熱改修」。
付帯工事が発生するケースが少なく、低コストで条件を満たせる可能性が高いです。
申請額上限まで残りわずか!間に合わない?キーワードは“申請予約”
申請額が予算枠に対して90%に迫っているため、「もう間に合わない」という意見を多く見かけるでしょう。
確かに、申請するまでにはいくつかのステップがあるため、かなり急がなくてはいけないのは事実です。
補助金申請に伴い、窓サッシ、特に内窓(インナーサッシ)の発注が急増しており、各メーカーは納期遅延を発表しています。
(参考:LIXIL|リフォーム窓 内窓「インプラス」の納期状況について)
一日でも申請を済ませたい方におすすめなのが、「交付申請の予約」です。
一般申請は全て完了後の申請となりますが、予約申請をしておけば、工事が全て終わっていなくても有効期限内であれば、補助予定額を確保できます。
【必要書類】
- こどもエコすまい支援事業補助金 共同事業実施規約(リフォーム用)
- ⼯事請負契約書
- 工事前写真(補助対象の全箇所分)
- 工事着手写真(いずれかの工事着手が確認できるもの)
- 工事発注者(契約者)の本人確認書類
- 工事発注者本⼈と世帯構成が確認ができる住⺠票(世帯票)の写し等
※子育て世帯又は若者夫婦世帯で補助金上限の引き上げ対象の場合のみ
【申請予約できるタイミング】
リフォームに用いる対象製品(製品型番)が決定しており、工事契約が締結され、一部工事に着手したタイミング
(参考:こどもエコすまい支援事業 交付申請等の要件について)
交付申請の予約をする場合も、施工会社と工事請負契約を交わし、一部着工していることが条件です。
そのため、一刻も早く施工会社へ相談することをおすすめします。
私たち“窓一番”では、既存窓情報を入力するだけですぐに概算工事内容をご覧いただけるサービスをご用意!
ぜひご活用ください。
窓リフォームに関する他の補助金は?
「補助金は使いたいけど、焦って工事内容を決めたくない」そんな方も多いはずです。
そこで、窓リフォームに使える「こどもエコすまい支援事業」以外の補助金を紹介します。
これから工事を検討する方は、ぜひ参考にしてください。
【先進的窓リノベ事業】
- 主な対象工事
断熱ガラスへの交換、内窓設置、外窓交換(カバー工法)、外窓交換(はつり工法) - 補助金額
上限200万円/戸(窓の大きさ・箇所数など、それぞれの金額の総額を支給) - 申請期限
2023年12月31日までに、「窓リノベ事業者」が代理申請(ただし、申請金額が予算上限に達した時点で期限を待たずに終了)
【次世代省エネ建材の実証支援事業】
- 主な対象工事
外張り断熱改修(戸建てのみ)、内張り断熱改修、窓断熱(戸建てのみ)
※「アンケート回答」・「効果測定」に協力することが必須 - 補助金額
補助対象工事費の1/2 以内(窓断熱工事の上限は地域区分によって150〜200万円) - 申請期限
令和5年度第2次募集:2023年9月4日(月)~2023年11月30日(木)(ただし、申請金額が予算上限に達した時点で期限を待たずに終了)
【既存住宅における断熱リフォーム支援事業】※終了・追加募集の可能性あり
- 主な対象工事
住まい全体の断熱改修(断熱材・窓・ガラス)、居間だけの断熱改修工事(窓・ガラス) - 補助金額
上限120万円/戸(窓の大きさ・箇所数など、それぞれの金額の総額を支給) - 申請期限
2023年8月10日に、令和5年6月公募が終了(ただし、継続して実施されている事業なので、再開の可能性あり)
【各自治体による補助事業・助成事業】
窓リフォームに関する補助金は、全国が対象のものだけではありません。
都道府県・市区町村ごとに行われている事業もありますので、そちらも併せてぜひチェックしてください。
お住まいの地域で補助事業が実施されているかどうかは、「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和5年度版)」でご確認いただけます。
〈関連コラム〉
〈2023年版・窓リフォームの補助金〉まだ間に合う?気になる疑問を徹底解説
確定申告すれば税控除されるって本当?
補助金が利用できなくても、リフォーム費用の負担を軽減できる可能性は残っています。
それは、「税控除」を利用する方法です。
窓の断熱リフォームによって、国が定めた省エネ基準を満たせば、所得税や固定資産税の減税措置が適用される可能性があります。
窓の断熱リフォームを含む“省エネリフォーム”によって、「所得税が最高67.5万円」・ 「住宅の固定資産税が最高1/3」減額されます。
詳しくは、所轄の税務署へご確認ください。
ただし、以下のような条件がありますので、全てに該当しなくてはいけません。
- 窓の断熱性がいずれも平成28年省エネ基準相当に新たに適合すること
- 標準的な工事費用相当額から補助金等を控除した額が50万円超であること(所得税控除の場合)
- 対象となる省エネ改修工事費用から補助金等を控除した額が60万円超であること(固定資産税減額の場合)
(参考:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会|リフォームの減税制度)
私たち“窓一番”は、同グループ内に住宅リノベーションを専門に行なっているチームがあるため、窓以外の箇所のリフォーム工事を合わせてご相談いただけます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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私たち“窓一番”は、1966年創業以来、お客様の窓・ドアに関する多くのお悩みを解決してきました。
長きに渡って多くの方にお選びいただいてきた理由は、4つの“強み”があるからです。
●窓や玄関ドアなどのアルミサッシ取扱量は埼玉県内有数の多さで、多くの施工実績があります。
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●自信を持って工事を行なっているため、施工に関しては「永久保証」しております。(※製品はメーカー保証対象)
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