〈最新情報〉“先進的窓リノベ事業”の補助金はいつまでもらえる?詳細や気になる疑問を徹底解説
窓リフォームを検討中の方におすすめの補助金が、「先進的窓リノベ事業」です。
他の事業よりも多くの補助金がもらえます。
ただし、既に受付が開始されてから半年ほど経ち、いつまで補助金がもらえるのか気になる方も多いでしょう。
そこで、今回は「先進的窓リノベ事業」の基礎知識から最新情報、気になる疑問について解説します。
ご自宅の窓を見直したいという方は、ぜひ参考にしてください。
●「先進的窓リノベ事業」は、窓の断熱リフォームに特化しているため、窓工事においては他の制度より多くの補助金がもらえます。
●申請期限までまだ猶予はありますが、サッシ納期や予算残高を考慮すると、早めの申請がおすすめです。
●“窓一番”は、1966年創業以来、「内窓工事」・「玄関ドア工事」・「窓リフォーム」を数多く手がけてきた実績があります。
目次
“先進窓リノベ事業”の条件・補助額や申請状況
「先進的窓リノベ事業」は、“窓の断熱リノベーション”に特化した補助事業です。
そのため、他の補助金と比べても支給額が多い点が魅力と言えます。
窓の改修を検討している方は、ぜひ詳細を知っておきましょう。
同時に開始した「こどもエコすまい支援事業」は、幅広いリフォーム工事が対象なのに対して、「先進的窓リノベ事業」は、あくまでも支給対象が窓工事に限定されます。
申請の条件
- 対象商品を用いて「断熱ガラスへの交換」「内窓(インナーサッシ)の設置」「外窓交換」のいずれかを行うこと
- 申請者がリフォーム対象住宅の所有者であること
- リフォーム工事契約を「窓リノベ事業者」に認定された会社と結ぶこと
- 支給金額の合計が5万円以上になる工事を行うこと
この事業の目的は、熱損失の多い窓の断熱性を高め、家全体の省エネ性能を高めることが目的です。
先進的窓リノベ事業は、既存住宅における熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることにより、エネルギー価格高騰への対応(冷暖房費負担の軽減)や、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献、2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とする事業です。
(引用:先進的窓リノベ事業|事業概要)
そのため、性能が認定された商品を用いた断熱窓工事が対象です。
老朽化の改善やデザイン性向上を目的とした工事には、補助金は支給されません。
また、同じ開口部の断熱工事でも、玄関ドア取り替えは対象外なので気をつけましょう。
補助金額
【上限200万円/戸】
以下の条件に応じて、決められた補助金額を加算した分が支給されます。
- 工事内容
- 仕様(SS /S/A/Bクラス)
- 窓の大きさ(大/中/小/極小)
- 施工箇所数
申請期限・申請状況
- 申請期限:2023年12月31日まで
- 申請状況(予算に対する補助金申請額の概算割合):戸建住宅「58%」・集合住宅「60%」
※2023年8月31日時点
申請期限まではまだ4ヶ月程度ありますが、ここで重要なのが、「予算に達したらその時点で受付終了」となる点です。
戸建住宅・集合住宅それぞれに予算額が分けられているため、戸建住宅の予算がマンションの申請へ充当されることはありません。
(参考:先進的窓リノベ事業|予算に対する補助金申請額の割合)
今までの申請数を見ると、戸建住宅・集合住宅ともに、1ヶ月に10%程度申請額が増えている状態です。
そのため、このまま同じペースで推移すると、12月末までなんとか予算が残る可能性も考えられるでしょう。
ただし、締め切り間近に“駆け込み申請”が増えることが予想されているため、一日でも早く申請をしておくと安心です。
確実に補助金をもらうためには“予約申請”が必須
予算額に対する申請割合はまだ半分程度なので、まだまだ期間的に余裕があると思うかもしれませんが、先進的窓リノベ事業の申請は、「工事完了・引き渡し後」が基本です。
つまり、工事が終わってからでないと申請できないという。
そこでおすすめなのが、「交付申請の予約」です。
引き渡しが済んでいなくても申請ができ、有効期限内であれば、予算枠を確保できます。
(参考:先進的窓リノベ事業|申請手続きの詳細)
ただし、こちらの場合も“一部工事に着手していること”が条件です。
主要サッシメーカーは、発注急増を理由に納期遅延を発表しているため、予約申請をする場合も、早めの相談が欠かせません。
(参考:LIXIL|リフォーム窓 内窓「インプラス」の納期状況について)
【必要書類】
- 先進的窓リノベ事業 共同事業実施規約
- 工事請負契約書の写し
- 工事前写真(補助対象の全箇所分)
- 工事着手写真(いずれかの工事着手が確認できるもの)
- 工事発注者(契約者)の本人確認書類
- 既存住宅であることが確認できる書類
※補助金総額が30万円以上の場合のみ
【申請予約できるタイミング】
リフォームに用いる対象製品(製品型番)が決定しており、工事契約が締結され、一部工事に着手したタイミング
私たち“窓一番”では、既存窓情報を入力するだけですぐに概算工事内容をご覧いただけるサービスをご用意しております。
今すぐ予算を知りたい方は、ぜひご活用ください。
窓工事で最も多くの補助金がもらえる“先進的窓リノベ事業”
窓の断熱リフォームが対象となる補助金はいくつかあります。
その中でも、窓一箇所に対して最も高額な補助金をもらえるのが、「先進的窓リノベ事業」です。
〈参考コラム〉
〈2023年版・窓リフォームの補助金〉まだ間に合う?気になる疑問を徹底解説
ちなみに、同じく注目が高い「こどもエコすまい支援事業」における窓リフォームの補助金額と比較すると、大きな差があることが分かります。
〈ガラスの交換〉
- こどもエコすまい支援事業
大:9,000〜15,000円
中:6,000〜10,000円
小:3,000〜6,000円 - 先進的窓リノベ事業
大:26,000〜48,000円
中:17,000〜30,000円
小:4,000〜8,000円
極小:4,000〜8,000円
〈内窓交換〉
- こどもエコすまい支援事業
大:23,000〜31,000円
中:18,000〜24,000円
小:15,000〜20,000円 - 先進的窓リノベ事業
大:69,000〜124,000円
中:47,000〜84,000円
小:30,000〜53,000円
極小:30,000〜53,000円
〈外窓交換〉
- こどもエコすまい支援事業
大:23,000〜37,000円
中:18,000〜25,000円
小:15,000〜20,000円 - 先進的窓リノベ事業
大:89,000〜221,000円
中:61,000〜151,000円
小:38,000〜93,000円
極小:38,000〜93,000円
(参考:こどもエコすまい支援事業 交付申請等の要件について)
対象工事が限定的なこともあり、まだまだ予算額まで余裕がある点もポイントと言えます。
工事箇所が一箇所からでも、申請最低額以上であれば申請できるため、窓のリフォームを検討中の方は、ぜひ申請をしましょう。
スムーズに補助金申請をしたい方は、実績の豊富な施工会社へ相談することが重要なポイントです。
「先進的窓リノベ事業」の申請は、認定業者でないと行えないため、補助金を利用してリフォームしたい方は、必ず認定を受けている会社を選んでください。
私たち“窓一番”は、埼玉県内で屈指の窓リフォーム事例を誇る施工会社です。
確定申告するとさらにお得
補助金と併せてぜひ活用してほしいのが、「税控除制度」です。
窓の断熱リフォームによって、国が定めた省エネ基準を満たせば、所得税や固定資産税の減税措置が受けられる可能性があるため、事前に詳細を確認しておきましょう。
窓の断熱リフォームを含む“省エネリフォーム”によって、「所得税が最高67.5万円」・ 「住宅の固定資産税が最高1/3」減額されます。
ただし、どんな工事でも対象となる訳ではありません。
主に、以下のような条件に当てはまらなくてはいけないため、事前に所轄の税務署などへご確認ください。
- リフォーム後の窓断熱性が平成28年省エネ基準以上であること
- 標準的な工事費用相当額から補助金等を控除した額が50万円超であること(所得税控除の場合)
- 対象となる省エネ改修工事費用から補助金等を控除した額が60万円超であること(固定資産税減額の場合)
(参考:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会|リフォームの減税制度)
私たち“窓一番”は、同グループ内に住宅リノベーションを専門に行なっているチームがあるため、家全体の断熱リフォームを検討中の方も、ぜひご相談ください。
〈関連ページ〉
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