勝手口の断熱ドアで快適な住まいを実現!効果・費用・補助金を徹底解説

勝手口の断熱ドアで快適な住まいを実現!効果・費用・補助金を徹底解説

勝手口から冷気が入って寒い」「断熱ドアに交換したいけど、費用が気になる」など、勝手口の寒さ対策でお悩みの方は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は玄関ドア・窓サッシの専門家が、断熱ドアの選び方やメリット・デメリットまで“窓リフォーム”のプロが解説します。

費用相場や最新の補助金制度など、後悔しないための情報をわかりやすくまとめましたので、ぜひ最後までごらんください。

このコラムで分かること

●勝手口の断熱ドアは、住まいの快適性と省エネ性を高める重要なポイントです。

●断熱ドアへの交換は、メリット・デメリットを理解し、補助金制度も活用することが賢いリフォームのコツです。

●“窓一番”は、1966年創業以来埼玉県随一の「外窓・内窓・玄関ドア工事」の施工事例数を誇り、最適な工事プランの提案から補助金申請までお客様をサポートしております。



勝手口ドア付近が寒い原因とは

勝手口ドア付近が寒い原因とは

冬場は勝手口の冷気で足元が寒く、家事をする際のストレスになっている方も多いのではないでしょうか。

断熱性能の低い勝手口は、室内の快適な温度を保つうえで大きな課題となります。

寒さの原因は主に3つあります。

  • ドア本体の断熱対策が不十分
  • 経年劣化により、隙間から冷気が入る
  • 周辺の窓からも冷気が伝わる

これらの要因が重なることで、勝手口付近の寒さがひどくなります。

では、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。


断熱対策がされていない

勝手口の断熱性能が低いと、外気温の影響を受けやすくなります。

とくに築年数の古い住宅では、断熱性能の低いアルミ製のドアが使われていることが多いです。

アルミは熱を伝えやすい性質があるため、外の寒い空気が室内に伝わりやすく、冬場は冷たく感じます。

また、昔ながらの勝手口には単板ガラスが多く使われており、室内の暖かい空気が逃げやすいのも特徴です。


隙間が多い

気密性の低下も寒さの大きな原因となります。

勝手口は日常的に開け閉めする機会が多いため、使用頻度が高くなります。

そのため、長年の使用でドアと枠の間に隙間ができやすく、そこから冷たい外気が入り込んでしまいます。

また、気密性を保つパッキンなどが劣化して本来の性能を発揮できなくなるケースも多いです。

とくに古い住宅の勝手口は気密性が低下していることが多く、すき間風が入りやすい状態になっています。


周辺の窓からも冷気が伝わる

勝手口の断熱対策を検討する際は、周辺の窓にも注目する必要があります。

窓やドアなどの開口部は住まいの中でも熱の出入りが特に多い場所で、勝手口と同時に対策することで、より効果的な断熱環境を実現できます。

また、室温が保ちやすくなり、光熱費の削減効果も期待できます。


〈おすすめコラム〉
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勝手口を断熱ドアに変えるメリット

勝手口を断熱ドアに変えるメリット

勝手口を断熱ドアに交換すると、ご家族の暮らしはさまざまな面で快適になります。

毎日使うからこそ、その効果を実感しやすい場所です。

主な4つのメリットについて順番に解説します。


光熱費を削減できる 

勝手口の断熱性能を高めることで、冷暖房の効率が向上します。

冬場は暖房で温めた室内の空気が外に逃げにくくなり、夏場は外の熱気が室内に入りにくくなることで、年間を通して空調にかかる電気代やガス代を抑えられます。

勝手口の断熱リフォームは決して安くはありませんが、長期的に見れば工事費用の回収も期待できる投資といえます。


結露の発生を抑える

断熱性能が高まることで、室内側と室外側の温度差による結露の発生を抑えます。

結露はカビやドアが腐食する原因となるため、結露防止は住宅の長寿命化につながります。

また、結露による床材の劣化や壁紙の傷みも軽減するため、メンテナンス費用の削減にも効果的です。


セキュリティが向上する 

断熱性能の高い最新の勝手口には、一般的にピッキングなどの不正解錠に強い2ロック錠が採用されています。

さらに、破壊に強い構造設計のため、勝手口からの侵入を防ぐのに有効です。

勝手口が人目につきにくい場所にある場合、セキュリティの強化は大切なポイントです。


換気がしやすい

採風機能の付いている勝手口を選ぶと、ドアを開けることなく施錠状態のまま換気ができます。

料理の臭いや湿気を外に逃がしたいときにとても便利な機能です。

従来の勝手口では、換気のためにドアを開け放つ必要があり、防犯面での不安がありました。

しかし、採風機能付きの勝手口なら家事中でも安心して換気できます。


勝手口を断熱ドアに変えるデメリット

勝手口を断熱ドアに変えるデメリット

断熱ドアへの交換は快適性を高めるのに優れていますが、導入を検討する際には費用面での課題も考慮する必要があります。

標準的な費用の目安は以下の通りです。

  • 非断熱仕様の勝手口(通風機能付き):24万円
  • 断熱仕様の勝手口(通風機能付き):29万円

実際の費用は、選択するメーカーや仕様・工事内容により変動するので、事前に見積もり依頼しておくと安心です。

工事費用は高くなりますが、光熱費の削減効果や結露防止による住宅の長寿命化など、長期的なメリットを含めて総合的に判断しましょう。




断熱仕様の勝手口は補助金を利用できる

断熱仕様の勝手口は補助金を利用できる

断熱性能の高い勝手口への交換工事では、国や自治体が実施する補助金制度を活用できる可能性があります。

2024年現在、主に利用できる補助金制度を紹介します。

1. 先進的窓リノベ事業

  • 断熱性能の高い勝手口ドアが対象
  • 窓の断熱改修と同時に工事する必要あり
  • 最大補助額は戸建住宅で200万円
  • 2024年12月末まで実施予定(2025年も同様の制度が実施される見込み)

2. 子育てエコホーム支援事業

  • 開口部の断熱改修として対象
  • 合計の補助金額が5万円以上で申請可能
  • 住宅の省エネ性能を高める他の工事と組み合わせられる
  • 2024年12月末まで実施予定(2025年も同様の制度が実施される見込み)

両制度とも予算に限りがあり、申請が集中すると予定より早く終了する可能性があります。

断熱ドアへの交換をお考えの方は、早めの検討と申請をおすすめします。

また、多くの補助金制度では工事開始前の申請が必須となっているため、工事の計画段階から申請を視野に入れた準備が大切です。

スムーズな申請手続きのために、補助金申請の経験が豊富な施工業者に相談しながら進めることをおすすめします。

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経験豊富な施工スタッフ

私たち“窓一番”は、埼玉県でトップクラスの「外窓交換・二重窓(内窓)設置・玄関ドア交換」工事実績があります。

1966年創業以来、埼玉県随一のアルミサッシ取り扱い数を誇っており、お客様の窓・玄関ドアに関する多くのお悩みを解決してきました。

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