玄関ドアの色褪せの原因と補修方法|防ぐための対策や放置するリスク、DIYで対応できるかも解説

玄関ドアの色褪せの原因と補修方法|防ぐための対策や放置するリスク、DIYで対応できるかも解説

玄関ドアの色褪せが気になる」「玄関ドアの色褪せを補修したい」と考える方は多くいらっしゃいます。

玄関ドアは住まいの第一印象を左右するケースもあるので、なるべく早めに色褪せを解消することが大切です。

そこで今回は、玄関ドアの色褪せの原因と補修方法を解説します。

この記事を読むとご自宅の玄関ドアを美しくキープするためのヒントを得られるので、ぜひ最後までご覧ください。

このコラムで分かること

●玄関ドアの色褪せの原因と補修方法を解説します。

●玄関ドアの色褪せを防ぐための対策や、玄関ドアの色褪せを放置するリスクをご紹介します。

●“窓一番”は、1966年創業以来埼玉県随一の「外窓・内窓・玄関ドア工事」の施工事例数を誇り、最適な工事プランの提案から補助金申請までお客様をサポートしております。



玄関ドアの色褪せの原因

玄関ドアの色褪せの原因

玄関ドアの色褪せの原因は、以下のとおりです。

  • 紫外線を浴びることで、玄関ドアの塗装が劣化している
  • 雨水や湿気によって、玄関ドアの塗装が剥がれている
  • 玄関ドアの交換時期が間近もしくは経過していて、全体的に劣化している

紫外線や雨水によって塗装が劣化すると玄関ドアが色褪せるだけではなく、木材や金属が腐食する原因にもなります。

また、玄関ドアの交換時期は以下のとおりで、ご自宅のドアの使用年数と照らし合わせてみましょう。

種類交換時期
アルミ製20〜30年
木製15〜20年

上記の交換時期は目安であり、劣化状況は周辺環境によっても大きく左右されます。


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玄関ドアの色褪せの補修方法【木製・アルミ製】

玄関ドアの色褪せの補修方法【木製・アルミ製】

玄関ドアの色褪せの補修方法を、「ドア表面の再塗装」と「ドア本体の交換」のケース別にご紹介します。

それぞれの内容について玄関ドアの素材を踏まえて解説するので、参考にしてください。


ドア表面を再塗装する

玄関ドアの色褪せは、以下の方法でドア表面を再塗装することで補修できます。

種類塗装方法DIY
アルミ製ドア表面の塗装を剥がし、下地処理・上塗りする難しい
木製ドア表面を研磨して塗料を塗布・乾燥させる対応できる

アルミ製の玄関ドアを再塗装する場合は、下地処理などが必要で工程が多く、施工難易度も高いので専門業者へ依頼するのが無難です。

木製の玄関ドアは再塗装する前に研磨する手間がかかりますが、ご自身でも対応できます。

玄関ドアの再塗装を専門業者へ依頼する際は、木製ドアで5万〜20万円・アルミ製で5万〜10万円が費用の目安です。

玄関ドアを再塗装すれば、紫外線や雨水の影響を受けにくくなり、ドアの寿命を伸ばすことにつながります。


ドア本体を交換する

色褪せはもちろん、サビなどで玄関ドア全体が傷んでいるようであれば、ドア本体の交換を検討しましょう。

そのほかにも、以下のような考えをお持ちの場合はドア交換がおすすめです。

  • 「ドアが開閉しづらい」「鍵がかけにくい」などの不具合を解消したい
  • 防犯性を高めたい
  • 断熱性をアップさせたい
  • 日当たりと風通しがいい玄関にしたい など

たとえば、断熱性に優れた玄関ドアに交換すれば、外気の影響を受けにくくなるため、玄関だけ寒い・暑いといったストレスを解消できる可能性があります。

玄関ドアの交換費用はドアの性能やリフォームの工法によっても異なりますが、30万〜60万円が目安です。

「玄関ドアの性能を向上させたい」「玄関ドアのストレスを根本から解消したい」とお考えの場合は、ぜひドア交換を検討してみてください。


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玄関ドアの色褪せを防ぐための対策

玄関ドアの色褪せを防ぐ対策

玄関ドアの色褪せを防ぐための対策を解説します。

玄関ドアの色褪せを補修する際には、あわせて予防対策も実施しましょう。


シェードを設置する

「シェード」とは布製の日除けのことで、紐で固定して設置するタイプが一般的です。

UVカット率の高いシェードを玄関に設置すれば、紫外線によってドアが色褪せるのを防げます。

製品によっても異なりますが、シェードの設置には基本的に工具が必要なく、手軽に設置できるのがメリットです。

また、シェードによって外からの玄関ドア周辺への視線を遮れるので、ご家族のプライバシーを守りやすくなります。


ひさしを取り付ける

玄関ドアの上部にひさしを取り付けると、直射日光や雨水がドアに当たりにくくなり、色褪せを予防できます。

ただし、ひさしは太陽の位置が低いと日差しを防ぎきれない可能性があるため、西日がよく当たるような場合はほかの対策も検討しましょう。

ひさしを後付けすると、ご家族が住宅へ出入りする際に雨に濡れたり、雨水が住宅内部に吹き込んだりするのを防げるのもメリットです。

また、ひさしの設置は作業中に外壁を傷つけるおそれもあるので、DIYでの取り付けは避けましょう。


ルーバーを設ける

「ルーバー」とは細長い板や部材を平行に等間隔で並べたものの総称で、素材はアルミ・天然木・人工木などの種類があります。

ルーバーは直射日光をほどよく遮断しながら、風通しを確保できるのが特徴で、玄関ドア周辺に湿気がこもる心配もありません。

また、ルーバーがあることによって玄関ドアに雨水がかかりにくくなるため、雨よけとしても効果的です。

ルーバーはデザイン性が高く、住宅の外観をおしゃれに演出できるのも大きな魅力だといえます。


定期的に掃除する

玄関ドアにカビやシミなどが発生するのを防ぐためにも、定期的に掃除をしましょう。

玄関ドアの掃除方法は、以下のとおりです。

種類掃除方法
アルミ製・はたきなどでホコリを取り除き、水拭きする
・研磨剤や塩素系洗剤などは使用しない
木製・乾拭きを基本にする
・粉末クレンザーや化学雑巾などは使用しない

また、アルミ製・木製ともに落ちにくい汚れは水で薄めた中性洗剤で掃除します。

掃除の際に水分を残すと玄関ドアの劣化を招くため、素材に関係なく最後は乾拭きをしましょう。

玄関ドアが以下のような環境に設置されている場合は、こまめに掃除することが大切です。

  • 海に近く、塩害のリスクがある
  • 駐車場や道路に面しており、排気ガスやホコリが付着しやすい
  • 花粉の飛散量が多い など

また、木製の玄関ドアの美しさをキープするには、1年に1〜2回の頻度でオイルを塗布する必要があります。




玄関ドアの色褪せを放置するリスク

玄関ドアの色褪せを放置するリスク

ここでは、玄関ドアの色褪せを放置するリスクを解説します。


ドアの変形や劣化を招く

玄関ドアの塗装にひび割れや剥がれが発生している状況では、雨水や湿気が染み込みやすく、ドアが変形する可能性があります。

玄関ドアの変形は、以下のようなトラブルを招くため注意しましょう。

  • ドアとドア枠の間に隙間が発生して、外気・音・虫などが室内に侵入する可能性がある
  • 防犯性が低下し、空き巣が侵入しやすくなる
  • ドアの開閉時に、ドア本体とドア枠が干渉して音が鳴る

加えて、塗装のひび割れから入り込んだ水分はサビやカビの原因にもなるので、玄関ドアの劣化が進む場合もあります。


外観のデザイン性を損なうケースがある

玄関ドアは「家の顔」とも呼べる存在で、外観の第一印象や雰囲気を左右する重要な部分です。

そんな玄関ドアの色褪せを放置すると、外観のデザイン性が低下するおそれがあるので注意しましょう。

とくに来客の多い住宅や道路に面している住宅は、玄関ドアがご家族以外の方の目に触れる機会が多いので、早めに色褪せを解消することが大切です。

塗装やドア交換によって玄関ドアをリニューアルすれば、住宅の印象アップにもつながります。


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玄関ドアの色褪せはDIYで対応できるか

玄関ドアの色褪せはDIYで対応できるか

玄関ドアの色褪せの補修はDIYで対応できる可能性があるものの、再塗装には手間がかかるため専門業者に依頼するとスムーズです。

とくにアルミ製の玄関ドアは、プライマーで下地処理をするなど施工難易度が高いのでDIYは避けましょう。

木製の玄関ドアはご自身でも対応可能ですが、「どのような塗料を選んだらいいかわからない」「ローラーなど道具を揃えるのが面倒に感じる」という場合には専門業者に依頼してください。

なお、マンションにおいて玄関ドアは「共用部分」に該当するケースが多いため、個人の意思で勝手にリフォームすることは認められません。

玄関ドアの色褪せや劣化が進行しているようであれば、まず管理会社や管理組合に相談しましょう。





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