【玄関の除湿】おすすめの方法6選|湿気がこもる原因やドアの結露対策も解説

【玄関の除湿】おすすめの方法6選|湿気がこもる原因やドアの結露対策も解説

「玄関の湿気がすごい」「玄関を除湿する方法を知りたい」とお考えの方へ。

玄関の湿気を放置するとカビが発生したり、気になるにおいが感じやすくなったりするので、除湿を心がけることが大切です。

そこで今回は、玄関を除湿するおすすめの方法6選をご紹介します。

この記事を読むと、玄関のじめじめを改善して快適性をアップする秘訣を得られるので、ぜひ最後までご覧ください。

このコラムで分かること

●玄関に湿気がこもる原因は、「濡れた傘や靴を放置している」「玄関ドアの断熱性が低く、結露が発生している」などが考えられます。

●「玄関ドアを採風・採光タイプに交換する」など、玄関を除湿するおすすめの方法6選をご紹介します。

●“窓一番”は、1966年創業以来埼玉県随一の「外窓・内窓・玄関ドア工事」の施工事例数を誇り、最適な工事プランの提案から補助金申請までお客様をサポートしております。


玄関に湿気がこもる原因

玄関に湿気がこもる原因

玄関に湿気がこもる原因は、以下のとおりです。

  • 濡れた傘や靴を放置している
  • 浴室やキッチンが玄関に近い間取りで、水蒸気が流れている
  • 玄関付近に窓や換気扇がなく風通しが悪いため、湿気が排出されない
  • 玄関の日当たりが悪く、室内の湿気が十分に乾燥されない
  • 玄関ドアの断熱性が低く、結露が発生している

上記の原因とご自宅の状況を照らし合わせながら、チェックしてみましょう。

生活習慣や間取りはもちろん、玄関の通風性・採光性・断熱性の低さが湿気がこもる原因となっています。


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玄関を除湿するおすすめの方法6選

玄関を除湿するおすすめの方法6選

続いて、玄関を除湿するおすすめの方法6選をご紹介します。

ご自宅の状況や湿気がこもる原因に合わせて、除湿を実践しましょう。


濡れた靴や傘は乾燥させてから収納する

玄関の湿気を増やさないためにも、濡れた靴や傘を以下の方法で乾燥させてから収納しましょう。

種類乾燥手順
・タオルなどで水分を取り除く
・新聞紙や乾燥剤があれば、靴のなかに入れる
・直射日光を避けて、風通しのいい日陰で乾かす
・玄関に入る前に濡れた傘に付着した水滴を落とす
・傘を開いてタオルなどで全体を拭く
・浴室など通気性を確保できる場所で干す

上記の靴の乾燥手順は一般的な方法であり、靴の素材によって手入れ方法が異なるケースもあるので注意してください。

また、靴のなかに新聞紙を入れる場合は、濡れた新聞紙は定期的に取り替える必要があります。


結露をこまめに拭き取る

玄関ドアに発生する結露は湿度上昇の原因となるので、こまめに拭き取りましょう。

玄関ドアを掃除する際は、タオルに薄めた中性洗剤を含ませて拭くと、結露を一時的に予防できます。

これは、中性洗剤に含まれる界面活性剤に水を弾く効果があるためです。

ただし、酸性やアルカリ性の洗剤を利用すると玄関ドアが変色・腐食するケースがあるため、注意してください。


除湿シートや除湿剤を設置する

空気の流れがない靴箱のなかは湿気がこもりやすく、カビや雑菌が繁殖する場合があります。

靴箱の湿気を取り除くには、除湿シートや除湿剤の設置が有効です。

除湿剤には以下のような種類があるので、靴箱の空間に合わせて選択しましょう。

  • 除湿量が多い「置き型」
  • フックがついている「吊り下げ型」
  • 薄い形状の「シート型」

製品によって異なるものの、除湿剤の効果持続期間は2〜3ヶ月間が一般的なので、定期的に取り替える必要があります。


除湿器を活用する

玄関の湿度を下げてじめじめを改善するには、小型除湿器を設置するのも方法の1つです。

製品によっても異なりますが、小型除湿器はペルチェ素子で空気を冷却したり、シリカゲルを吸湿剤に利用したりして空気を除湿します。

また、小型除湿器のなかにはコードレスタイプもあり、電源のない玄関や靴箱のなかでも使用できます。


サーキュレーターを置く

サーキュレーターを置くと空気が循環するので、玄関に湿気が滞留するのを予防できます。

なかにはコードレスのサーキュレーターもあるので、電源のない玄関に設置することも可能です。

また、定期的に靴箱を開けてサーキュレーターを使えば、靴箱の湿気対策としても役立ちます。

サーキュレーターを購入する際は、性能はもちろん、内装のデザインテイストに合った製品を選びましょう。


玄関ドアを採風・採光タイプに交換する

玄関ドアを採風・採光タイプに交換すると、風通しや日当たりを確保できるので、玄関の除湿に役立ちます。

採風・採光タイプの玄関ドアの特徴は、以下のとおりです。

種類特徴
採風タイプ換気用の窓や網戸が備えられており、玄関ドアを施錠したまま空気の入れ替えができる
採光タイプ玄関ドアの一部にガラスが組み込まれている

採風タイプの玄関ドアは換気の際にドアを開ける必要がないため、防犯性に優れています。

また、採光タイプの玄関ドアはガラスから差し込む自然光によって、明るく気持ちのいい玄関を実現しやすいのもメリットです。

「風通しや日当たりを確保して快適な玄関にしたい」とお考えの場合は、採風・採光タイプの玄関ドアに交換しましょう。


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玄関の除湿をしないとどうなるか

玄関の除湿をしないとどうなるか

玄関の除湿をしないと、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。

  • カビやダニが発生する
  • 雑菌が繁殖する
  • カビや湿気の独特なにおいが発生する
  • 結露によって玄関ドア周辺の部材の腐食が進行する など

カビは玄関のデザイン性を損なうだけではなく、健康被害を引き起こすなど人体に影響を与えるケースもあるので注意しましょう。

また、結露によって玄関ドア周辺の部材の腐食が進むと、建物の耐久性が低下するおそれがあります。

玄関ドアの結露を防ぐには断熱性に優れたドアに交換するのが効果的で、次の章で解説します。



玄関ドアが結露している場合は断熱性に優れたタイプに交換しよう

玄関ドアが結露している場合は断熱性に優れたタイプに交換しよう

玄関ドアの結露は、室内の空気が外気の影響を受けたドアに触れて空気の温度が下がる際に、空気中に内包できなくなった水分が結露として現れます。

これは、空気には温度が下がると空気中に含むことができる水分量が減るという性質があるためです。

外気の影響を軽減して玄関ドアの表面温度が変化するのを防ぐには、断熱性に優れたドアに交換して熱の出入りを防ぐことが重要です。

また、断熱性に優れた玄関ドアに交換すれば、以下のようなメリットもあります。

  • 熱の出入りを抑えて外気の影響を受けにくくなり、玄関の暑さ・寒さを軽減する
  • 室内の熱が逃げにくくなるので、冷暖房効率が高まる

玄関ドアを交換すると「開閉しにくい」「鍵が引っかかる」といった操作上のストレスを、まるごと解決できるのも嬉しいポイントです。




玄関の除湿に関するQ&A

玄関の除湿に関するQ&A

最後に、玄関の除湿に関してよくいただく質問を、埼玉県随一の「外窓・内窓・玄関ドア工事」の施工事例数を誇る“窓一番”が解説します。


湿気が多い家にはどんな特徴がある?

湿気が多い家には、以下のような特徴があります。

  • 家の周囲に建物などがあり、日当たりや風通しが悪い
  • 河川が近くにあり、湿気を含んだ風が家に入り込んでいる
  • 家の気密性が低く隙間が多いため、外の空気が侵入している
  • 部屋干しによって洗濯物から水蒸気が発生している
  • 家の換気能力が十分でない など

上記のような特徴を持つ家は、玄関をはじめとして室内の湿気が増えやすいので除湿を心がけることが大切です。


マンションの玄関の湿気対策は?

今回ご紹介した「玄関を除湿するおすすめの方法6選」を実践すると、マンションの玄関の湿気を軽減できます。

ただし、分譲マンションにおいて玄関は共用部に該当するケースが多く、ドア交換のリフォームができるかは管理規約によって異なるので注意しましょう。

賃貸マンションは個人の意思でリフォームできないのが一般的なので、リフォーム以外の対策を検討してください。


玄関の湿気がすごい場合はどうすればいい?

玄関の湿気がすごい場合は、ドア交換のリフォームがおすすめです。

風通しや日当たりを確保できる「採風・採光タイプ」や結露を防げる「断熱タイプ」の玄関ドアに交換して、お悩みを根本から解消しましょう。


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